月々の生活費を算出する:家計管理に役立つおすすめアプリ「マネーフォワード」と「Zaim」

生活防衛資金を準備するには、まず「自分の毎月の生活費」を正確に把握することが第一歩です。
しかし、いざ支出を洗い出そうとすると「何から始めていいのかわからない」「面倒で続かない」という声も多いもの。そこでおすすめなのが、スマホで簡単に使える家計簿アプリです。
今回は中でも人気の高い「マネーフォワード ME」と「Zaim」の2つのアプリについて、特徴と使い方を詳しく解説します。

マネーフォワード ME:自動連携で「ズボラ管理」ができる

特徴

「マネーフォワード ME」は、銀行・クレジットカード・電子マネー・証券など、2,600以上の金融機関と連携可能な家計簿アプリです。

  • 入出金が自動で記録される
  • 支出カテゴリも自動で仕分け
  • 資産全体をグラフで可視化
  • レシート読み取り機能あり
  • Web版でも操作可能

多くの金融サービスと連携することで、自動的に家計簿が完成するため、忙しい方にもおすすめです。

使い方のステップ

  1. アプリをインストール(iOS / Android)
  2. メールアドレスまたはSNSでアカウント作成
  3. 銀行口座、カード、電子マネー等を連携
  4. 自動で記録された支出を確認し、必要に応じて修正
  5. 月ごとの支出をカテゴリごとに確認

有料プランにすると過去の履歴を無制限で見られるので、長期的な支出分析にも便利です。

Zaim:レシート入力派に人気のシンプル家計簿

特徴

「Zaim」は、手入力やレシート読み取りで支出を記録したい人向けの家計簿アプリです。

  • レシート撮影→自動で支出を入力
  • 支出のカテゴリ編集も簡単
  • デザインがシンプルで見やすい
  • 公的支出(医療費・教育費など)の記録も可能
  • 家族で共有もできる

金融機関との連携はオプション的な位置づけで、自分でしっかり支出を把握したい方向けです。

使い方のステップ

  1. アプリをインストール(iOS / Android)
  2. 初期設定で支出カテゴリをカスタマイズ
  3. レシートを撮影 → 自動で品目を解析
  4. 手動で支出を入力することも可能
  5. カレンダーやグラフで支出を確認

毎日の食費や日用品など、細かな支出を視覚的に管理したい方におすすめです。

どちらが自分に合っているか?

比較項目マネーフォワード MEZaim
金融機関連携△(一部可能)
レシート読取
手入力のしやすさ
支出の自動分類
家族との共有
適した人忙しい人・ズボラさん記録派・細かく管理したい人

どちらも無料から使えるので、実際に触ってみてフィットする方を選ぶのがベストです。

月々の生活費を把握するメリット

  • 必要な生活防衛資金(3〜6か月分)が明確になる
  • 支出のムダが見つかる
  • 将来設計(老後資金、教育費など)が立てやすくなる
  • 漠然とした不安が軽減する

毎月の支出が「見える化」されるだけで、お金の使い方への意識が変わります。

まとめ:アプリで生活費の「見える化」を始めよう

マネーフォワードやZaimを活用すれば、生活費の管理がグッと楽になります。
どちらも使い勝手がよく、無料から試せるのが魅力です。
まずはアプリで生活費を記録して、「自分に必要な生活防衛資金」を具体的に把握するところから始めてみましょう。

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